今回はプラモではありません。 日本ではミニ噴水などとか呼ばれている、電動式のインテリア置物です。 年末年始休暇をずっと中国ですごしたのですが、ある日買い物に出かけたところ、店頭で見かけて一目惚れ。思わず買ってしまいました。100元(約1300円)でした。 高さ約260ミリ、幅約200ミリ、奥行約150ミリほど。本体の材質はポリストーン、水車と杵はプラ製。 メーカー名とかは何も書いていないので不明です。 左上のほうに見えるガラス球が風水球です。中国の公園などでは、でかい石球が噴水の中でくるくる回っているのを見かけたりしますが、あれのミニチュア版ですね。 日本では噴水は単なる飾りですが、中国では風水の重要アイテムらしい。なので、このような卓上型の風水球噴泉でも家に飾って置くというのは、なんかいろいろといい感じになるのだとか。 背面の穴から中をのぞくと、ポンプユニットが入ってます。 ポンプユニットは特に固定されていないので、ひっぱり出せます。 中国の家庭用電源は220V。当然このポンプの定格も220Vなので、日本の100V電源では動きません。 風水球の後ろの壁面には、発光ダイオードが取り付けられています。 これによって風水球がキラキラ光るしかけです。 100V電源につないでみても、ポンプは動きませんが、発光ユニットは動作しました。 発光ユニットが動作している動画 ポンプユニットの蓋は簡単に外れましたが、内部には樹脂が充填してあって分解不能。改造できないので、そっくり交換するしかありません。 電線を切断して回路計で調べてみたところ、発光ユニットへは変圧とかせずに、電源プラグからそのまま電気が流れていることが判明。つまりこの発光ユニットは、このまま100Vにつないで使える! ならば必要なのはポンプだけ。 ホームセンターで買ってきたのが、これ。熱帯魚などの水槽に使うやつ。 水作のニュースペースパワーフィットS。 ほんとはもっと小さいポンプが欲しかったのだけれど、近所のホームセンターではこれしか売ってなかった。 でも、このポンプの仕様は、吐出量2.5〜3.0(リットル/分)ということで、もとのポンプ(型番が書いてあったのでネットで調べたところ、180リットル/時だった)とほぼ同じ性能なのがうれしい。 しかし、噴泉本体よりも、このポンプのほうが高かったりする……。 標準の状態では噴泉の本体に入らないので、濾過フィルターをはずしてポンプ部分だけを使用。 完成! 卓面風水球噴泉が動いている動画 (1) 卓面風水球噴泉が動いている動画 (2) 水車の動きが速すぎるような気がする……。かといって、水量を減らすと(水作のポンプは、吐出水量を調整できる機能がある)風水球が回らなくなったり、右側の「滴り」が無くなったりしてしまう。 なので、水路にスポンジ片を詰めて水車へ行く水量だけを減らし、右側の「滴り」へ行く量を増やすようにしてみた。 いい感じの速さになった動画 しばらく様子を見てスポンジ片をパテか何かで換えて着色してやれば完璧。 杵の音はあまり良くないので、臼部分にスポンジでも詰めて消音したほうが良いかな? |
2011.01.20