P.R.C WZ-120
59式中型担克
1/35 タミヤT-55A改造 《中国人民解放軍》

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 中華人民共和国が国内生産した最初の戦車。ソ連製T-54Aのライセンス生産だけれど、忠実なコピーではなく、いくつか設計変更が加えられたようです。


 以前、トランペッターの59式担克を作った際、比較用に使ったキットを、59式担克として完成させました。
 しかし、T-55と59式とでは細かい相違点が意外に多いのです。そのすべてを改造するのは大変な手間なので、大きな部分のみを似せた「なんちゃって59式」なんですけれどね。


 モデルカステンの可動履帯を使用。



 とりあえず砲塔上にプラ板で作ったベンチレーターを設置すると59式ぽくなる。
 タミヤのT-55Aキットは、仕様違いを再現するためにハッチや前照燈などが数種類入っているので、うまく選択すればかなり似せることができる。



 排気管脇の雑具箱は砲塔右横に移動。



 砲塔の番号以外は自作デカール。トラペ59式担克の時に、多めに作っておいた。



 砲塔の番号は、余っていたデカール(ドラゴンのJs-2に入っていたやつ)を何も考えずに流用したのだが…



 完成してから同居人に指摘されて気がついた。
 スーヤオスーって、スーヤオスー(死にそう)と同じ発音じゃありませんか!



 こんな、瞬殺されそうな番号の戦車は嫌あぁ…
 ドラゴンも中国のメーカーなのに、なんだってこんな縁起の悪い番号入れるんだよ...orz



 補助燃料タンクのパイプは真鍮線。
 ここってT-54/55系の大きな特徴なのに、再現しているプラキットはないんですよね。トラペのT-62には期待していたのに。



 じつは機関室上面ハッチ類の形状はT-55Aと59式とではかなり違う。しかし改造するのはえらい手間がかかるし、せっかくの美しいモールドを削り取ってしまうのももったいないので、手を加えませんでした。











 トラペの59式担克と並べてみた。やはり大きさが一回り違う。



2010.10.18

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