陸上自衛隊最初の主力特車です(当時は「戦車」ではなく「特車」と呼称していた)。 しかし、朝鮮戦争で在韓米軍のM24が人民解放軍のT-34/85に歯が立たなかった…などということもあり、すぐに陸自の主力もM4に替えられてしまうのではありますけど。 この後期型のキットは絶版になり、一部パーツを差し替えて初期型のキットに変えられてしまいました。 陸自仕様とか映画出演車両なんかを再現するには、後期型のままでよかったのに…。 ちなみに『地球の静止する日』(キアヌ・リーブス主演のじゃなくて、1951年オリジナルのほう)に、M24が出動する場面がありますが、駐屯地の門をドリフトしながら躍り出て来るという非常にカコイイ絵です。 モデルカステンの可動履帯を使用。メタル製起動輪も付属。 私は高価な別売部品はあまり買えないのだけれど、これは某店の閉店処分セールで入手しました。 キットの砲身は断面が歪んでいたので、ファインモールドの金属砲身に換装。しかしこれは初期型用なので、砲身なかほどに金具のモールドがある。後期型用にはこのモールドを削り落とさねばならない。 ライトガードはエッチングパーツではなく、銅板を切って自作したもの。 キットには陸自用デカールも付いているけれど…これはいったいなんと読むのでしょうか。日本語ではありませんね。 というわけで、デカールも自作が必要。 フィギュアはタミヤM3スチュアートのを改造。 手持ち無沙汰に見えたので、タミヤ九七式中戦車に付いていた双眼鏡を持たせた。 車体前面やフェンダーに追加したボルトは、ファインモールドのキットのランナーに付いていたオマケパーツを利用。 陸自仕様はフェンダー周りがやけにすっきりしている。マットガードを切り取り、サイドスカートは付けずに取付穴やボルトだけ追加。 車内連絡用電話ボックスはプラ版・プラ棒で製作。 塗装にかかってから気づいたのだが、電話ボックス取付板の形状はちょっと間違っている。 |
2009.11.16