ORGUSS GERWALK
オーガス ガウォーク

イマイ1/72 《超時空世紀オーガス》

このキット、かなり古い。たぶん再販もかかってないんじゃないかな。
だいたい今井という会社自体がもうないし。金型はどこに行ったんだろう?バンダイかな?
結構できのいいキットなので、消えてしまうのは惜しい気もする。
とは言っても、再販を特に望んでいるわけではない。まだいくつも在庫持ってるし。
ハセガワとかが新規に出してくれたら大喜びだけど、それはまずないだろうな。



 あまりに古いキットなので、デカールは変色してしまっている。
 グレーのラインなんて完全に脱色していて使えなかった。
 素組でも結構イケてる良キットではあるけれど、最小限の手を入れてみた。



 左がキットのまま仮組状態。右が改造後
 このキット最大の弱点、胴体パーツ。
 アニメ設定と見比べると、かなり形状が違っているけれど、全部手を入れるとスクラッチになってしまう。まあ全体のイメージがあってればいいや、と割り切り、腕がきれいにたためないということだけ修正。
 コクピット後方下部を削り、腕取付部を後方に延長。

 次に目立つのが、ここ。
 スネの部分のモールドが、型抜きの都合上、途中で消えている。
 パッケージのイラストなどを見ても、ここは肉厚のパネルが貼られたような形状で、脚部のアクセントになっているので再現する。

(1)モールドのなくなってる部分に0.3ミリのプラ板を貼って

(2)ヤスってつなげる

(3)出来!


最後に、パネルぐるりをケガいて、ラインを強調。



 今回は、基本塗装にタミヤのアクリルカラーを使ってみた(今まではクレオスのラッカー塗料)。
 なかなか発色も良くて隠蔽力も高い。いい感じ。これからどんどん使っていこうと思う。
 ただ、いきなりウッドブラウンが無いので、XF59デザートイエロー+XF68NATOブラウンで作らねばならなかった。

 白い機体のスミイレはグレーで控えめに入れるのが普通だが、あえて黒でくっきりと入れてみた。この機体には似合ってるでしょ?

 昔のキットゆえ、関節の自由度は少ない。各関節の可動方向は一元的である。
 腕の取付位置変更によって、よけいに脚と干渉しあうようになってしまい、動かすとあちこちがスレて塗装のハゲる危険がある。

 ハセガワのファイター改造ガウォーク・バルキリーと並べてみた。オーガス小さい。
 パイロットフィギュアもなんか小さい。
 左はハセガワのバルキリー・ウエポンセットの、右はイマイのバルキリーの(顔がデカイので柿崎カラーで塗ってみた)。
 やはり桂木桂はひとまわり小さい。このキットもしかして1/100なのか?


2006.06.18

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ツナギだし。
股間に手あててるし。