キットはウォーカーマシン形態なのだけれど、ランドシップ形態に改造してしまいました。 (変形はしません) ほとんどの部分で、キットの部品にちょっと手を加えて使えた。 ただし、腰まわりだけはさすがに無理。プラ板で新造しました。 あと、変形時に収納される設定の、艦首の突出部分や首も、当然ながらキットにはないのでプラ板で新造。 中央の丸い甲板はプラ板製。キットの腰パーツと同じパターンのスジボリを入れたけど、あのぶっといモールドをマネするのは無理。せいいっぱい太く掘ったけど、既存部分と比べるとまだまだ細い。 全部のモールドを埋めて掘り直せばよいのだけど、とてもそんな根性はない。 中央甲板の「厚み」部分は設定では一周同じ高さのはずなんだけど、ごまかしてる。 カカト部分にはWAVEのバーニアを埋め込んである。 ランドシップ時の底面は当然キットにはないので、プラ板などで作らねばならない。 中央に3つ並んだノズルはコトブキヤのバーニア。 中央甲板のカマボコ型の砲塔は、キットの腰パーツから切り取ろうかとも思ったけど、きれいに切り取るのは大変そうだし、パーツを破壊するのが何となく嫌だった(他で使えるわけでもないのに……)ので、「型想い」とポリパテで複製。砲身はキットの。 耳の翼は分厚いし角度も良くない(ランドシップ時は長い方の翼が水平になる)なので、作り直さねばならなかったのだが……。 面倒なのでパス。ごめん。 肩の丸い砲塔も、砲身が水平に突き出してた方がカコイイのだけれど……。ごめん。 なんだか、この写真だけ異常にきれいに撮れてるナー このキットにザブングルはついています。 しかし、かなり大味なので、あちこち削って、背中と脚部の羽、腕のタイヤをプラ板で作り直し。右肘をいったん切断、銃を前向きにちょっと持ち上げたポーズに。 銃がバカでかいのには困ったが、これ以上削ると何だかわからなくなりそうなのでやめた。 身長1センチちょっとしかないので、このくらいで勘弁してください。 あまった部品これだけ。ほとんどのパーツを使えたことがわかるでしょう。 ★ ★ ★ ★
そういえば、うちには1/1000のフネがもう一隻あったぞ。 というわけで、並べてみました。 こうしてみると、アイアンギアーって、けっこうでかいんだね! 変形してみせただけで、敵がビビってしまうのも、なるほど納得。 艦橋なんて、ヤマトより広そう。劇中ではそうは見えなかったけど。 いや、ヤマトの第一艦橋が異常に広すぎるのかな。 |
ついでだから、このキットについてもちょっと書いておこう。
SPACE CRUISER YAMATO
宇宙戦艦ヤマト
バンダイ1/1000 《宇宙戦艦ヤマト 完結編》
この前再販になった時、なんとなく買ってなんとなく作ってしまった。 久しぶりに買ったけど、CRUISERのままなんだね。もう今さらBATTLE SHIPには変えられないのか。だいたい、ヤマトがCRUISERなら、「さらば」とか「2」に出てきた巡洋艦って何なんだよ。 キットは完結編バージョンなので、艦首が長い。最初のTV版では、艦橋位置が全長のだいたい真ん中あたりだったのだけど、だんだん後退っていったようだ。思うに、何度となく大破して、秒単位の突貫工事で復旧するというのを繰り返した結果、工作誤差が累積して元の設計と異なっていったのではないか……なんて。 キットには錨マークと参戦章(主砲砲身の白帯)のデカールが付属していたが、どうもデザイン的に好きではないので使わなかった。 このキットは古いせいなのか、“合い”が滅茶苦茶悪かった。船体なんか上下左右4分割(甲板パーツを入れて5分割)という馬鹿な設計もあいまって、もう泣きたくなるくらい合わない。 軽い気持ちで作り始めたのに、いきなり手間がかかったので、すっかりやる気を失ってしまった。だからディテールアップなんかしてない。隙間埋めだけして、とりあえず完成させたというだけ。塗装も投げやり。窓とか塗ってないし……。 |
2005.07.05